こんにちは。MJです。
みなさまのご要望にお応えして(?)
先日のレポートの続きをお届けします。
アート巡り その②
横浜美術館 「日本×画展」 ~9月20日(水)
http://www.yaf.or.jp/yma/exhibition/2006/special/02_gaten/index.html
これは、
日本画の技法や美意識を再認識して制作するアーティストの作品を通し、
見るものに日本画を触発させるという展覧会です。
かんたんにいうと、
日本画って意外と面白いじゃん!という展覧会です、たぶん(乱暴だなぁ)。
で、そこに
しりあがり寿が出展しているというので、
ほぼそれ見たさに出かけてきました。
しりあがり氏のコーナーは
天井から床まで水墨画に包まれ、
なんというか、
入った瞬間「極楽浄土」を訪れたかのような幸せな気分になれる部屋でした。
描かれている絵は
いつものしりあがり寿画。弥次さん喜多さんみたいな。
それが墨の色ととても愛称がいいみたいで、
地味な印象の水墨画がすごいポップになって、
モノクロの世界なのに華やかな感じさえしてしまうのです。
ちょっと一見の価値アリ!です。
もうひとつ面白かったのが巻き絵をヒントにした作品。
「絵手紙」というタイトルで
ハガキサイズの紙に書いた絵が
ただただずらずらずらーーーーーーっとつなげて展示されていて、
それを歩きながら鑑賞する、というもの。
巻き絵って、
博物館とかで見ると、あるていど広げて展示されているけど、
ほんとは少しずつスクロールしながらみるもので、
そうやってみると動画のようにも見えるらしいんですね。
それをスクロールするのではなく、
歩くことで動画のように見てしまうというもの。
展示の方法の工夫によって、映画のフィルムのようにも見えるのです。
これはいい!と。
ちょっとパクらせて頂き、映画祭で使おうと思っているわたしです。
駅前フィルム化計画。
実行なるか!?こうご期待。
展覧会は20日までです。お時間あれば♪
あ、そーそー
その日は美術館内で三池崇史が撮影をしていました。
役者が誰だか見えなかったけど、
三池さんがかっこよかったっす。
作品は・・なんだったかなぁ・・
続いて、
アート巡り その③
「大地の芸術祭 -越後妻有アートトリエンナーレ2006-」
http://www.echigo-tsumari.jp/index.html
新潟県十日町市周辺の里山を舞台に展開される芸術祭。
3年ごとに開かれ、今回で3回目。
毎回規模も大きくなり、参加アーティストも増えているようです。
前から行ってみたかったので
今回はぜったい観逃さないぞ!といってきました。
キャプション:(これは途中で出逢った雲。なんか動物みたいでかわいい。)
さて、行くとはいったものの、どこになにがあるのやらわからない。
事前にガイドブックを購入し、観たい作品の場所をチェック。
が、
あまりにも広すぎる会場。ざっと760k㎡。
そこに作品が点在しているのだ。
たぶん、ひとつの作品を中心にその周辺の作品を楽しめばよいのだろうが、
けちでよくばりなので、
とにかく見たいものを見たい!しかも日帰りで!
そのため、
1つ見ては30分移動(しかも山の中・・)という、
運転手泣かせの怒濤のツアーとなりました。
家と家の間、
ぽつりと空いた空間に
真っ白な花が咲いたような「幸(ユキ)のウチ」。
震災で倒壊した家の跡地に建てたレースで編んだ家です。
いろんな想いが雪のように積もっているみたいで、
キレイで涙が出そうになりました。
キャプション:(ナナメでごめんなさい。なんかナナメで撮るクセがあります。へそ曲がりなので)
子どもたちに大人気だったのが「妻有の家」
さて、わたしはどこにいるでしょう。
鏡を使った楽しい作品です。
こういう、楽しめるアートってのはいいですね。
おそらく、
今回の作品の中で一番人気だったのではないかと思われるのが
「こころの花-あの頃へ」。
ブナ林に咲いた2万本のビーズの花。
思わず「ほぉーっ」とため息が出てしまう美しさでした。
雪が降るとほんとうに陸の孤島になってしまうだろうことがよくわかる山里。
美しい棚田も、
そりゃほんとに美しいのだけれど、そこにしか田んぼが作れないのだという現実。
そこに住むというのはほんとうに大変だと思う。
そこで芸術祭をするという意味を考える。
大自然とアートの融合。
3年に一度、村々が活気づき、人々が行き交う。
ある棚田の持ち主であるおじいちゃんは言う。
「もう棚田をやるのは大変なんだけど、ことしはトリエンナーレがあるからやったよ」
なんだかいいなぁと思う。
これって素晴らしい取り組みじゃないか。
でも、
県の予算がなかったりで、
もしかしたら今回で終わりになってしまうかもしれないという。
あほか。
こういうことにお金をかけないでどうするのよ。
続けることの大変さと大切さ。
3回目で、これだけ続けてきたから観光客も増え、
村の人々の自信にもつながっていると思う。
それをここで止めてしまうなんて、そんな悲しいことがあるだろうか。
そういうわけで、
やっぱり映画祭も続けなくちゃなぁと思う今日この頃なのでありました。
長くなりました。
また。
MJ
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